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INTERVIEW

社員インタビュー

02

Y.H

さいたま営業所(2015年入社)法学部 政治学科卒業
介護と営業の両軸で
高齢者を支えられる場所を選ぶ

大学時代は健康センターでアルバイトしていたのですが、高齢者のご要望に応えて喜んでもらえる瞬間にやりがいを感じていました。就職活動をしているときに、高齢者を支える介護という選択肢がおのずと頭に浮かび、高齢者福祉施設の介護職もしくは関連メーカーや商社の営業職を探していきました。

介護現場にも興味がありましたし、多くの人と話せる営業も好きだったので、どちらを選ぶべきか悩みに悩みました。そんな中でパラマウントケアサービスの説明会に参加したところ、BtoBの営業でありながらご利用者さまとも直接コミュニケーションが取れると聞き、介護現場と営業の両軸で仕事できることがわかりました。会社としてもまだまだ発展途上で伸びしろを感じましたし、人事担当者から人を大事にする社風がひしひしと伝わってきたことも後押しとなって当社への入社を決意しました。

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失敗を糧にして次に向かう
一歩ずつ成長する日々

入社以来、埼玉県エリアの営業所を歴任してきました。最初の拠点では営業メンバーとして、営業や配送、社内実務などを総合的に経験。福祉用具貸与事業者のみなさんに対してアプローチをして、お客さまと協働しながら介護ベッド等をご利用さまのご自宅に配送して組み立てや説明を行う――まさに私が目指してきた介護と営業の両軸で仕事できる点には早い段階で充実感を覚えていました。しかも営業相手の多くは事業者を営む社長。経営者を前に、大学を出たばかりの私は、商談を通して大いに刺激を受けていたものでした。

ただ、年次が浅かった時代は、周囲の誰よりも失敗ばかりしていました。不器用なので他人よりもスキルや知識を吸収するのに時間がかかり、かかわる人にご迷惑をおかけしてしまったことも。あるお客さまに対しては、私の勘違いで器具の交換が必要なトラブルが発生してしまいました。先輩の協力で冷や汗をかきながら何とかリカバリーして、改めてその方に謝罪したところ、「失敗は経験になる。次に活かしてくれればいいよ」と温かな言葉をいただきました。この案件を教訓に、失敗を恐れずに行動して、確かな人間関係を構築していくことで、お互いに助け、助けられる関係づくりを意識するようになりました。

全力でお客さまに向き合い
信頼を醸成するのが重要

若手時代、ある取引先の担当者が独立して、新規に事業者を開設することになりました。当社を信頼してくださっていたので、私も立ち上げから全力でサポート。市場動向や最新情報の共有、納品・回収の支援などを行うことで、ともに売上アップを目指していきました。次第に事業は軌道に乗ったのですが、後で話を聞くと、創業当初は社員の給料を払うのに精いっぱいで、社長と奥様は食べるものもギリギリの状態だったそうです。「あのときはありがとう、感謝しているよ」との言葉をかけていただいたときは、お客さまのために仕事をしてきてよかったと誇りに思いました。

この案件と前後して、販促活動を長く続けてきたお客さまから大型受注をいただいたことがあります。実はそのお客さまは規模も小さく、決して大きな売り上げがあったわけではありません。しかし、尊敬する上司から「お客さまを見切ってはいけない」とアドバイスを受けたことから、大小を問わずに担当のお客さまへは足繁く訪問するようにしていました。そんな中でお客さまが介護施設を全国に展開することになり、普段からの信頼関係があるからと大量の介護ベッドを発注していただきました。改めて日々の人間関係づくりが大切なのだと再認識した一件でした。

全力でお客さまに向き合い信頼を醸成するのが重要
所長として営業所を預かる今までのすべての経験が活きている
所長として営業所を預かる
今までのすべての経験が活きている

5年目には次の営業所に異動して、所長の次の“二番手”として年次の若い社員のマネジメントにあたってきました。ここで全体を見る力、後輩を助けていく経験を積み重ねていった後、9年目にはさいたま営業所が新設されるのを受けて所長となったことで、より業務の幅が広がりました。こういう日が来るのを見越して、当時の所長が私のマネジメント面を鍛え上げてくれたおかげでスムーズに仕事できてはいますが、それでも拠点立ち上げは難しいことが多く、最初はしんどいと感じる時間の方が長かったように思います。

それでも今まで通り、丹念に信頼を積み重ねていくことで、次第に地域での認知度も向上。メンバーたちも大きく成長してくれて、営業所も上手く軌道に乗っていきました。若いメンバーたちが活き活きと働いている姿を見ると、無我夢中で頑張ってきた私自身の新人時代が思い起こされて感慨深い気持ちに包まれます。所長という立場は自分のアイディアで新しい取り組みをどんどん始められるのも面白いところ。ここまで経験してきた接客術、交渉術、マネジメント力など、あらゆる要素が今、活かされていると実感しています。

NEXT CHALLENGE

次なるチャレンジ

現在の営業所はスタートして間もないだけに、もっと拠点を盛り上げられるように力を尽くしたいですね。営業所のメンバーたちが自分の長所を発揮する環境を創り上げていけばおのずと組織として伸びていくはず。私自身、メンバーたちには「文化を創ろう」と話しています。簡単なことではありませんが、それぞれの日々の一挙手一投足、言葉の一つひとつをポジティブに変えていけば、おのずと素晴らしい文化が築かれると思っています。

学生の皆さんへのメッセージ

MESSAGE

どれだけ業界研究をしたつもりでいても、実際に働くとマッチしていないと感じる部分が見えてしまうもの。それでもなお、諦めずに続ける事ができるか?好きになれる仕事なのか?その部分を就職活動の中で十分に判断してみると良いと思います。お金をもらうために働くというのもわかりますが、40年、50年と働いていく中では“好き”という気持ちこそが継続するための力となります。それは人、業務内容、会社の雰囲気など何でも構いません。あなた自身が諦めずに続けられる要素を探し出してください。

SCHEDULE

08:30社内業務

午前中は営業所の数値分析。
メンバーのフォローや、本社との連携もこの時間に。

13:00配送

介護ベッドの納品。
顧客との接点を持てる機会。

14:30打ち合わせ

福祉用具貸与事業者を訪問して、新規商材の提案。現状の課題について御相談をいただいた。

16:00配送

商談を終え、担当者と同行して納品。

17:00配送準備

1日のスケジュールの最終調整。メンバーと連携しながら、翌日の配送準備を行う。

18:00残務処理

顧客向け資料作成、社内申請の承認等の事務作業を経て帰路へ。

キャンプの様子
OFFSHOT

休日は友人とキャンプを楽しんでいます。主に出かけているのは関東圏のキャンプ場。特別なことをしているわけではありません。椅子に座って焚火を眺めながら、お酒を飲んで無心で過ごす。完全にスイッチをオフにすることで、身も心もリラックスさせています。